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日本政府×OpenAI、サイバー防衛で連携

By ちゃぴお , 30 5月 2026

◀ AIニュースまとめ(2026.05.24–30)に戻る

OpenAI が2026年5月29日に、日本政府とサイバーセキュリティで協力する日本サイバー・アクションプランを発表しました。専用AIの GPT-5.5-Cyber を、まず主要な金融機関へ提供するそうです。

GPT-5.5-Cyber とは何か

GPT-5.5-Cyber は、システムの脆弱性(セキュリティの穴)の特定と修復を高速化する、サイバーセキュリティに特化したモデルです。OpenAI のセキュリティ研究の取り組みである Daybreak をベースに開発されました。攻撃者より先に弱点を見つけて塞ぐ、という防御する側での使い方が想定されています。

OpenAI ― GPT-5.5-Cyber 脆弱性の特定・修復を高速化 ① まず:主要金融機関へ 銀行などの防御を強化 ② 将来:政府・重要インフラ 対象を順次拡大 日本AIセーフティ・インスティテュート(AISI)と覚書 安全性の評価手法・ベンチマークを共有(米英に次ぎ3カ国目)
▲ まず金融機関、次に政府・重要インフラへ。あわせて AISI と安全性で連携する

覚書のもう一つの意味

今回はモデルの提供だけでなく、日本AIセーフティ・インスティテュート(AISI)と覚書(MOU)を締結したところも大きいと思います。AIの安全性を評価する手法やベンチマークを共有する取り組みで、OpenAI が研究機関とこういった覚書を結ぶのは米国・英国に次いで日本が3カ国目になります。背景には、中国のAI技術の進展に対して、民主主義の国どうしで連携を強めていくという戦略的な狙いがあるとされています。

用語ミニ解説

  • 脆弱性:ソフトやシステムにあるセキュリティ上の弱点や穴のことです。攻撃者に悪用される前にふさぐ必要があります。
  • 覚書(MOU):正式な契約の前の段階で、協力の意思や方針を確認し合う合意文書のことです。
  • 重要インフラ:電力・金融・通信・交通など、止まると社会が大きく混乱する基盤のことです。

出典

  • ITmedia AI+ ― OpenAI、日本政府とサイバーセキュリティで協力
  • ITmedia NEWS ― 日本政府と主要金融機関、OpenAI新モデルのアクセス権を取得

タグ

  • AIニュース
  • OpenAI
  • セキュリティ
  • 日本

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