2026年6月9日に、Anthropic が最上位のミュトス級モデルの Claude Fable 5 を全世界で一般提供しました。4月に防衛関係者へ限定で提供されていた最高性能クラスを、ついに一般のユーザーが使えるようになりました。
ミュトス級とは何か
Anthropic のモデルには性能の段階があって、これまで一般に使えた最上位は Opus クラスでした。その上に位置するのが ミュトス(Mythos)級 で、4月に Mythos Preview としてサイバー防衛の関係者などへ限定的に提供されていました。今回の Claude Fable 5 は、このミュトス級を一般向けに開いた最初のモデルです。ソフトウェア開発や知識労働、画像認識、科学研究で最高水準とされていて、Stripe は5,000万行規模の Ruby コードベース全体の移行を1日で完了したと報告しています。タンパク質の設計では、専門家に比べて約10倍の高速化を示したそうです。
使うなら今がお得
API では初日から全面的に提供されていて、料金は入力100万トークンあたり10ドル、出力50ドル(Mythos Preview の半額未満)です。Pro や Max、Team、Enterprise の有料プランでは 6月9日から22日まで追加費用なし で使えて、23日以降は利用クレジットが必要になります。生命科学の研究向けの Mythos 5 は、引き続き一部のパートナーに限定して提供されます。
用語ミニ解説
- トークン:AIが文章を扱うときの最小単位で、単語や文字のかたまりに近いものです。料金は100万トークンあたり何ドル、という形で計算されることが多いです。
- AI分類器:入力された文章が、どんな種類か(危険かどうかなど)を自動で判定する小さなAIのことです。ここでは危険なリクエストの検知に使われています。
- API:プログラムから外部のサービスを呼び出す仕組みです。これを使うと、自分のアプリにAIの機能を組み込めます。
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